台湾がＭＥＲＳ対策を強化、病院の覆面調査を実施へ 問診時の質問などをチェック―中国メディア

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韓国で中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ）コロナウイルスの感染が拡大したのは、病院側の意識にも問題があったとして、台湾当局は１日、病院への覆面調査を実施すると発表した。２日付で東南網が伝えた。

台湾衛生福利部の疾病管理署は１日、患者に成りすました調査員が各病院で診察を受け、医師から渡航歴や接触歴などの質問があるか、病院や医師が緊張感を持って感染拡大防止に努めているか、などについて調査すると発表した。調査対象は明らかにしていないが、リスクの高い病院から行うとしている。

韓国でのＭＥＲＳ感染者拡大を受け、台湾当局は現地の状況を確認するために医師を派遣したことを明らかにした。航空会社や旅行会社も、発熱の症状がある旅行客を見つけた際はマスクの着用を促し、速やかに隔離して主管部門に通報する体制を敷いている。

（編集翻訳　小豆沢紀子）