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技術と文化守って初鎌 丹波の漆掻き始まる

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 京都府の無形民俗文化財「丹波の漆掻(うるしか)き」が1日、福知山市夜久野町で始まった。文化と技術を伝え守っているNPO法人丹波漆のベテランと若手職人が、山に感謝しつつ、今年最初の鎌を入れた。

 漆を採取する漆掻きは、かつて全国で盛んに行われていたが、人工塗料や中国からの輸入漆に押されて激減。主産地だった夜久野でも、途絶えそうになりながら命脈を保ってきた。近年はNPOが普及活動とともに植栽にも力を入れ、採取できる木が増えてきた。

 今年採取するのは下夜久野に自生する樹齢20年~30年の6本と、中夜久野の植栽地にある25本の漆の木。2週間前から下草刈りなどの準備にかかり、きょうの初鎌を迎えた。

 朝早くからNPOの岡本嘉明理事長(69)と、後継者の若手職人、竹内耕祐さん(27)が山に入り、感謝の気持ちを込めて山と木に清酒をかけてから作業を開始。丹波独特の採取道具を使って木の表皮を削り、小さな傷を一筋入れた。

 今後、日をかけて傷を一筋ずつ増やし、しみ出てくる漆の液を専用のヘラで1滴ずつ掻き集める地道な作業が続く。ピークは7月10日ごろから8月末ぐらいまで。作業は9月いっぱい続ける予定。全体で10キロの採取を見込んでいて、半分は京都市内の文化財修繕に使われる。

両丹日日新聞社



引用:技術と文化守って初鎌 丹波の漆掻き始まる


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