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販売名が類似しているために薬剤を選ぶ際に取り違える恐れがあるとして、日本イーライリリーと日本新薬、ヤンセンファーマの3社は、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤ザルティア錠2.5ミリグラム、同5ミリグラム(一般名タダラフィル)と前立腺がん治療剤ザイティガ錠250ミリグラム(一般名アビラテロン酢酸エステル)について、注意喚起を始めた。両剤を医師が処方したり、薬剤師が調剤したりする場合、販売名や薬効を確認するよう呼び掛けている。【松村秀士】
3社は、医薬品医療機器総合機構の医療者向けサイトに「取り違え注意」の文書を掲載。両剤の販売名や効能の確認を求めているほか、病院内でコンピューターを使った薬剤オーダリングシステムなどを利用する場合は、「(製品の)名称の前に薬効を記載するなどの予防策の検討」を促している。
ザルティア錠は昨年4月、ザイティガ錠は同9月に発売された。ザイティガ錠の発売直後に、その製造販売元のヤンセンファーマと、ザルティア錠の製造販売元である日本イーライリリー、発売元の日本新薬が連名で取り違えの注意を呼び掛ける文書を医療関係者に配布。しかしその後、両剤の扱いで、「薬局で誤って調剤した事例が2件発生したとの報告があった」(ヤンセンファーマ担当者)ことから、3社は再度、注意喚起が必要と判断した。